- 野田亨
やりたいことが見つからない・・・どうすればいいの?
最終更新: 2020年7月27日
いろいろ考えてもやりたいことを見つけるというのは難しいですよね。
やりたいと思うけど・・・「資格がない」「経験がない」「知識がない」「遠い」・・・とか、やりたいと思った瞬間にできない理由もセットで浮かんできてしまいますね。
これは人間の脳に与えられたすごいシステムだと思います。
私って実は、ネガティブなのかなあ?なんて思ったりしますよね。
なので、いくら考えても何をやりたいのかがわからない、みつからないとなります。

私も学生時代、「スノーボードとサーフィンショップがやりたい」って思ったとき、
でも「お金がない」「経験もない」「失敗したらどうしょう」とか考えました。
それでも意を決して、ゼミの先生に相談をしたところ「そんなあほなこと言ってんとまずは企業に入ってその仕組みを学んでからでも遅くない」といってくれました。
この先生のすごいところは、「あほなことを言ってんとどこでもええから就職せぇ」ではなく「企業で勉強してお金もある程度為からやれ」と言ってくれたところです。
今のように起業をすることが簡単ではない23年も前の話です。
やっとインターネットがこれから始まるぞーみたいな時代でした。
ノートPCが25万円していた時代です。
メモリ256MB、メールを電話ボックスの電話で受信しながら営業をしていた時代です。
普段、あまり聞き分けのない私が珍しく言うことを聞いた瞬間だったと今は思います。
でも、この時も先生がそれだけ反対するんだったら仕方ないなあ。
と先生のせいにしていたものです。

やりたいことかあ。
就職室に行き掲示板で求人を見ながら考えました。
「何したいんやろう?」でもわかりません。
その時、「そうだ、自分がやりたくない仕事はどれやろうか?」それからは、やりたくないものを探しました。「これは面倒くさそう。」「地方は嫌」「日祝休みじゃないのは嫌」とかです。
そうしているうちに気づきました。
残ってきたのが見てて来たのです。
それからそれらの求人を眺めながら、「これはきつそう嫌」「これは、興味がわかない嫌」・・・結果としてさらに絞りだされたものを眺めると、「これいいなあ、会社知っている」「大きな会社だなあ」「これ身近でいいなあ」と今度は良いものが見えてきた経験をしました。
これが私の就活時代です。
つまり、やりたい仕事を見つけることができなったので、結果やりたくない仕事を省くということを数時間やり続けました。その結果、残ったものの中に魅力を感じたり、興味がわいたりすることにつながりました。
もし、皆さんの中でやりたい仕事が見つからないという方がいらっしゃれば、ぜひ一度
自分が「やりたくないこと」について考えてみてはいかがでしょう?
私のように残ったと思われる求人や業界の中に実は自分がやりたいと思えるものに出会えることができることもあります。